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▼7月8日

約1年間のほこりを払って、雑記帳を開いてみた。

HPの更新もいつから!?!?サボってしまったのか。

でも活動は懲りもせず、あっちへこっちへ、
そして新しいガラクタも、ガンガン、バリバリと作っていた。

また、HPからの勇気ある(本当に勇気のある方だと感謝します)ご注文の商品を作ってもいた。
ちょっとだけ自慢させてもらえば、
「買っていただいたお客様からHPよりずっと良い」とお褒めの言葉も時々頂戴。

私のガラクタの「ファン」だと言う奇特な方にもお会いした。

作風、作りも少しレベルアップしたかな?したような気がする昨今。

毎度、毎度、毎度、願うことは、ガラクタはお客様のお宅で役に立っていてくれることだけ。


 

▼7月22日

ガラクタを売り歩いて9ヶ月。

いやー、なかなか面白い日々ですぞ!
特に若い人たちの、私のガラクタへの反応・会話は面白く、
触りながら、言いたい事を言う。
私は、聞こえない振りして「ニカッ」としながら聞いている。

でも時には隣のお店の繁盛を、羨ましげに見ながら凹む時もある。
今回は相性が悪かっただけなのだ……と。

何と言っても、買って頂いた時はうれしい!!!!!
「よくぞ、こんなガラクタに勇気を持って」だ。
これがあるから止められない。

HPやイベントで買って頂いた「ガラクタ達よ!
末永くお役に立つように」……と願う。


 

▼5月23日

私にはピカソの絵が分からない・・・

才能とは鑑賞する側にとっては、
「えーもの見せてもろーた!」「数百円(文庫本)で知らんかった世界へ連れて行ってもろーた!」と、
感動や、刺激や、「……」(言葉にならない)をもらう。

しかし、同じ分野で同じ方向を目指す者にとっては、他人の才能は時に残酷である。

前回のデザインフェスタで、とても気に入ったイラストがあり
ポストカードを買うつもりだったが、結局は買いそびれてしまったのだが……。

今回もそのポストカードはあった。
しかし、別のもっと刺激的で「う〜ん」と唸るようなイラストを見つけてしまった。
そして前回のイラストは、私の中で色褪せてしまった。

ただ、それはあくまでも私個人の出来事。

こんなに多くの人がいて、好みも感動も色々な形がある。
だから、世の中は面白いのであろう。

私には「ピカソの絵」が分からないように……。


 

▼4月4日

花粉のしわざ

小学生の頃、そろばん塾に行っていた。

ある時、検定試験があり、見事落っこちた。
鼻水が、そろばんの上に落ちたのだ。
とたんに玉が滑らなくなり、慌てる私を周りの音が「パチパチ」と囃し立てる。
誰にも見られてはいないと思うけれど、情けない光景である。

そして数十年後の今日も、鼻水は相変わらず溢れている。


▼2月24日

雑犬のシワザ

「何て事をするのだ!」
「謝れ!元に戻せ!勘当だ!」

ご覧の通りの(写真:肘掛の噛み跡)悪行が、あちらこちらに成されてある。
許されるものか!

雑犬

我が家の雑犬「キキ」(メス)が幼犬の時に
家族の目を盗み、やらかしたシワザ。
女のくせに、乱暴者であった。

現在4才。
みんなの「怒り」を知ってか、知らずか
しっぽを振って、擦り寄って、愛嬌を振りまく。
「まあ、いいや……」

私たちは見事に、してやられてしまう。


▼2月11日

「あ〜!」私の中で私が騒ぎ出す、星野道夫の世界。

某月:某日
写真展「星野道夫の宇宙」を観る。


「生きているから死ぬのだし、いずれ死んでいくから、今生きている」と、
写真は私に語る。
「そんなことは当たり前、分かっちゃいるが……」
「う〜ん、すっかり忘れていた。」

この写真の前では何もかもが虚しく、そして何もかもが愛しくなる。

かつて、私も写真クラブに入っていた。
被写体はゴロゴロ、ボコボコ、ヨレヨレしたガラクタ、朽ちていく物で、
廃屋などは宝の山だった。

どうしてもその被写体を撮りたかったから撮っていたのだけど、
戦場写真を観て、
私の写真の中には何もないと痛感し、もう撮っていない。

この日の「私の中の騒ぎ」は2、3日続いた。  

星野道夫は就寝中のテントをヒグマに襲われ亡くなっている。


▼2月3日

そうだ!私はこの顔(陶面)に会いに来たのだ。

某月:某日
高速で3時間、湯ノ山街道を30分、三重県菰野町「パラミタミュージアム」(美術館)
に着いた。
「藤平伸展」

もちろんこんな顔の人はいない。
でも全地球人の中にはそっくりな人がいるかもしれない。
目と目の距離が大分あって、真ん中にズドーンと鼻があり、
ちっちゃな口と顎がちょこんとある。

私は暫し、この顔と睨めっこした。
そのざらざらとした土色の頬を、触ってみたかったけれど、
「作品には触れないで下さい」と書いてあった。

「どうしたら、そんな風に穏やかになれるのか」聞いてみたが、
相変わらずの顔で、私を見返した。


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